こんにちは!
腹回りの脂肪がなかなか落ちない、かきごりらです!
先日友人達にこんなことを言われました。

たくさん食べて太ってから筋トレをして筋肉に変えるんだ!

脂肪って筋肉に変わるの?
たまに聞きますよね、この言葉。
このよく聞く
体脂肪は筋肉に変わるのか?
について解説したいと思います!

結論
残念ながら
体脂肪は筋肉に変わりません!!
脂肪をいっぱいつけて太ってから筋肉に変えるんだ!
って思ってる人はいますぐやめましょう!
ただ太っただけで終わります…(笑)

あれ?こんなはずじゃ…
体脂肪が筋肉に変わらない理由
理由
体脂肪と筋肉は別物質だからです!
人間の身体には体脂肪から筋肉に変化するプロセスは存在しません。
合成される際に使用される栄養=エサが違うのです。
まず、筋肉は主にタンパク質(アミノ酸)とグリコーゲン(糖質)をエサに合成されます。

僕のエサはタンパク質とグリコーゲン!
体脂肪は食事から摂取された脂質や糖質などをエサに合成されます。
(脂質・糖質などのエネルギーが余った時に身体に予備エネルギー源として貯蔵)

僕のエサは脂肪と糖質!
この様に体脂肪と筋肉は作られるためのエサが違います。
体脂肪は空腹時や運動時などの
体内のエネルギーが不足状態になった際に分解され、脂肪酸として身体を動かすエネルギー源になります。
体脂肪は分解されても筋肉のエサになるアミノ酸を合成することが出来ません。
なので体脂肪は身体を動かす為のエネルギーにはなりますが、
体脂肪は筋肉にはなりません。

燃やすぞ〜〜!!

分解される〜〜

エネルギー
うわ〜〜

体脂肪くんは僕にはなれないよ。
なぜ誤解されるのか
私が思う理由は以下2点です!
- ボディビルダーのコンテストオフ時に体脂肪がのってるから
- 筋トレをやめると肥満になるケースが多いから
1.マッチョのオフ時に体脂肪がのってるから
マッチョな人(主にボディビルダー)はコンテストオフの際に体脂肪がのった状態が多いです。
その後減量して筋肉ムキムキになるので、
知らない人は脂肪が筋肉に変わるのだと勘違いしてしまいます。
本当は、マッチョの脂肪が筋肉に変わった訳ではなく
体脂肪も筋肉も多い状態で体脂肪のみ削ぎ落とされた結果、ムキムキマッチョになるのです。

筋肉も脂肪も多い状態から
⬇︎

減量して体脂肪のみを落してムキムキに!!
なぜ、オフの際に体脂肪が多いかというと、
筋肉を合成させるのに、オーバーカロリーだと筋合成の効率が良いためです。
ただし、オーバーカロリー状態だと体脂肪も同時に合成しやすいため、
オフの際に体脂肪がのってしまうのです。
オーバーカロリー
消費カロリー<摂取カロリー
2.筋トレをやめると肥満になるケースが多いから
このケース多いですよね。
筋トレやスポーツをやめた時と同じ様にカロリーを摂取していると、
とてもオーバーカロリーの状態なので、体脂肪が蓄積されます。
さらに、筋トレをしていないので
筋肉も分解されて無くなっていきます。
その為、体脂肪UP⬆︎ 筋肉DOWN⬇︎
となって肥満になってしまうのです。
このケースも筋肉が体脂肪に変わったわけではありませんが、勘違いしてしまいます。
アプローチ方法

じゃあどうしたらいいの?
じゃあどうしたらいいんだよ!って方に
以下のアプローチをおすすめします!
- タンパク質中心の食生活にする
- 消費カロリーより少しだけ多い摂取カロリーにする
- 筋トレする
1.タンパク質中心の食生活にする
オーバーカロリーの際の体脂肪として蓄積されていく優先順位は以下です
1.脂質
最も優先して蓄積されます。
2.炭水化物
1の後、さらに余剰カロリーがある場合蓄積されます。
3.タンパク質
1.2の後さらに余剰カロリーがある場合蓄積されます。
このためタンパク質でオーバーカロリーになった方が、体脂肪として蓄積されずらい訳です。
筋肉も増えて完璧ですね!
2.消費カロリーより少しだけ多い摂取カロリーにする
筋肉が合成できる量には限りがあります。
トレーニングの経験年数や強度によって筋合成スピードは違いますが、
大体200~300kcalぐらいのオーバーカロリーになるように心がけましょう。
カロリー計算は⬇︎の記事を参考にしてください!
【初心者向け】カロリー計算ってどうやるの?消費カロリーと摂取カロリーの計算方法を解説!
3.筋トレする
これが一番大事!!
とにかく鍛えましょう!!(笑)

まとめ
筋トレ、食事管理を頑張っていい身体を目指しましょう!

最後まで読んで下さってありがとうございました!
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